いぬちブログ

いぬちゅーぶのブログ。イラストとか描いてます。

2017-08

「うーむ」のつづき

音楽の話をするときに、

 (A) 「どちらがすぐれているか」

という話をすることは、あまり好きじゃないです。

 (B) 「どちらが好きか」

という話は、喫茶店で話すくらいなら
別にいいと思います。



- ソニーロリンズと、コルトレーン、どちらがすぐれているか?
- チューバとフルートどちらがすぐれているか?
- ロックと、ブルースどちらがすぐれているか?

そんな議論は、不毛です。
人それぞれ感じ方がちがうんだから、
比較する軸によって、ある面では優れているし、ある面では劣っている。

もし、ある一面だけを比較して、優れていると評価するなら、
それは、音楽でなくて、エンジニアリングです。



エンジニアリング(工学)とは、
おおざっぱにいうと「より良い」ものを作ることです。

(x) 検索速度は、遅いよりも、速いほうがすぐれている
(y) コードの可読性は、低いよりも、高いほうがすぐれている
(z) 使いにくいよりも、使いやすいほうがすぐれている

などなど。
上記(x)(y)(z)の中には、「人によって違う」ものもありますが、
一応は、測定の方法があります。

特に、(z)は非常に評価が難しいのですが、
アンケートをとれば、ある程度の測定(評価)ができます。



- 「VY1」と「鏡音リン」のどちらがすぐれているか

そんな議論は、あまり好きではありません。
というか、不毛なのでしたくありません。
比較する軸によって、ある面では優れているし、ある面では劣っている。
それは当然のことです。

- 「VY1」と「鏡音リン」のどちらが好きか

という議論は、別にしてもいいと思います。
でも、本当は、したくありません。

どちらも好きだし、それぞれにいいところがあります。

- 「VY1」は、歌詞をはっきり歌うことができるから好き
- 「鏡音リン」は、元気で明るいから好き

このあたりの議論をはじめると、
言葉の「裏」を邪推する人が出てくるからです。

 「じゃあ、歌詞がはっきり歌えないのはダメってことね。」
 「じゃあ、元気がなくて暗いのはダメってことね。」

そんなことは、言ってません。
それは、受け止めた人が考えた言葉です。

 (この人は、きっとこう思っているんじゃないか)

という推測に基づいて、
まるで、相手がそう言ったかのように、思い込んでいるだけです。

それは当たっているかもしれないし、
ちがっているかもしれない。

おそらく、ちがうと思います。

少なくとも、私の知っている範囲において、
私の周りに、

 「鏡音リンはダメだ」

と思っている人はいません。



似たような事例は、日常にあふれています。
たとえば、

 「自分は、太っている」

ということをコンプレックスに感じている人がいるとします。
他の人が、雑誌を見ながら、

 「優香ってやせててかわいいよね」

と言ったときに、
自分の中で、勝手に

 「じゃあ、太っている人はかわいくないってことね。」

と変換して、勝手に不機嫌になります。

そんなことは言っていません。

優香がかわいい、と言っただけです。

おそらくこれは、人間の本能的なもので、
自分のコンプレックスに近い場所は、
非常に感度が高くなっているのです。

言葉の裏の意味を推定して、警戒態勢に入る。

それ以上相手がそこに踏み込んでこないようにするための、
一種の防衛本能だと思います。



誰だって、傷つきたくない。

ぼくもそうです。

てきとうに楽しい人生が送れれば、いいと思っています。




この日記も、転載はお断りします。
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